2016年から、全国各地で企業研修やセミナーを開催し、多くの方々と出会い、学び、個人としても会社としても成長してきました。
しかし、2020年に世界中を襲った新型コロナウイルスの大流行は、弊社の事業にも大きな影を落としました。
今まで当たり前にできていたリアルでの集客が困難になり、オンラインに切り替えていくも売上は急激に落ち込みました。
時間とともに、会社の資金はほとんど底をつき、銀行からの借り入れだけでは足りない状況に陥りました。
当時は変なプライドが邪魔をして、誰にも相談できずにいた私は、まさに崖っぷちの絶体絶命の状態でした。普段は基本的にポジティブで立ち直りも早いですが、そんな日々が続くと、頭も体も重くなり、ふと頭をよぎった思いは、もうこの現状から逃げ出したい。何もかも全て終わりにしたいという気持ちでいっぱいでした。
しかし、そんな勇気もありません。
ただただ苦しく、つらい。そんな時、とにかく誰かに話を聞いてもらいたいという一心で、真夜中に24時間稼働している、いのちの電話にダイヤルを回しました。
しかし、一向につながりません。何度かけても話し中です。関連する他の団体にかけても話し中…。そうこうしているうちに、約1時間30分が経過しました。
その時、私の中で何かがふっ切れました。「これは生きろってことだな」と。この瞬間、現状で立ち止まらずに、前だけを向いていく覚悟を決めました。
そこから、徐々に売上もメンタルも回復していきました。
この実体験を通じて、私は強く実感しました。
全国、いや世界中には、同じような悩みや苦しみを抱えている人がたくさんいるはずだと。今でこそ元気に活動していますが、中には自ら命を絶つ方や、精神的に病んでしまう方、社会復帰ができなくなる方もいます。
あの時、話を聞いてくれる人が1人でもいれば…。この思いが、
トーク365の誕生につながりました。
2020年以降、コロナ禍により働き方や生活様式が大きく変わり、多くの人々が「負」の感情を抱えるようになりました。特にコロナが出始めてからは、急な環境変化で、心が荒む人が多く見受けられました。この状況に一石を投じるべく、好転できるきっかけを作れればと思い、2021年3月に「AI、テレワーク時代に生き残る才能の見つけ方・生かし方」を全国書店で発売しました。
今まで、自身だけでなく周りの人々のメンタルケアやコーチングを行ってきました。しかし、多くの方々に対面やオンラインでのケアにはいずれ限界が来ると感じていました。
いつか人間と同じように「AIが人を癒やし、勇気づけられる時代を本気で作りたい」という思いを数年前から抱き続けてきました。
そして、縁のある優秀なエンジニアやマーケターとの奇跡的な出会いにより、このプロジェクトは現実のものとなりました。
トーク365は、単なるビジネスの枠を超えた、私たちの情熱と使命の結晶です。24時間365日、あなたの心に寄り添い、支え続けます。そんな新しい形のメンタルケア&ビジネスコーチングサービスとして、トーク365の発売に至りました。
私たちは、このサービスを通じて、一人でも多くの方々の人生に光をもたらし、より豊かで幸せな社会の実現に貢献できるように尽力していきます。あなたの「話をいつまでも聞いてくれる誰か」に、トーク365がなれることを願っています。